ここでいうキシリトールチョコとは、甘味料として100%キシリトールを使用したチョコレートの事を言います。

以前、このHPでキシリトールチョコの事を紹介しました。日本ではコムネットという会社が神谷先生という方と作られたのが最初と思います。それ以外にもいくつかのメーカーが作成しているようです。神戸でも風月堂でキシリトールチョコ(その名もでん太チョコ!)を販売しております。

ですが、はっきりいってキシリトールガム並みの全国的なヒット商品にはなっておりません。

値段が割高という事もあるでしょうが、一番の理由は「このチョコは虫歯になりません」という宣伝ができない事ではないかと思われます。

なぜキシリトールガムは虫歯抑制効果があると宣伝できるのに、キシリトールチョコはできないのかというと、そのキシリトールチョコの商品が特定保健用食品、いわゆる「特保」の認定を受けていない事が原因です。認定を受けないと「このチョコは虫歯を抑制します」という宣伝ができないのです。

もちろん厳密な検査を経て認可を受ける事は食の安全を担保するために必要な事と思いますが、その手続きに数百万円くらいの諸経費がかかる(でもなんで特保認定にはこんな高額の費用がかかるのか、少々疑問でもあります。)ので、例えば大企業がその特保の認可を得た文言(例えば虫歯予防になるとか)を大々的に宣伝して沢山の商品を売らないと、特保認定にかかった諸経費の元が取れない仕組みになっています。花王のエコナとかロッテのキシリトールガムがそれにあたります。

でも虫歯をこの世から無くしてしまうには、やはり砂糖ではなくキシリトールを甘味料に使用したお菓子の比率が増える方が良いと思います。それが歯磨きよりも定期健診よりも虫歯予防には確実な方法と思うからです。

日本歯科医師会とかにこの案を直訴しようかな?お菓子メーカーがキシリトールを使用したお菓子を作って、特保をどんどん取って、という事を日歯が奨励してもらえればという事を言ってみましょうか。今度日歯の代議員会で東京に行くし・・・大久保会長に直訴しましょうか?!

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武藏 泰弘
武藏 泰弘
むさし歯科医院 院長