インプラント

インプラントについて

インプラントとは、本来は体内に埋め込む人工物を指します。そのため、整形外科の骨折治療で用いられるボルトなどもインプラントです。
インプラントのことを、歯科インプラント・デンタルインプラントなどと呼ぶこともありますが、近年は歯科診療におけるインプラント治療が一般的となり、単に「インプラント」と呼ばれることが多くなっています。

差し歯との違いは？

自然な噛み心地	審美性の高い見た目
定期的なメンテナンス	寿命が長い
最短2か月の治療期間	保険適用外

当院のインプラント

インプラント治療は独立した歯を植立するため、残っている健康な歯への負担が増加することはありません。あごの骨には自然の歯と同じように刺激が伝わり、インプラントを通して力をかけることができますので、骨の変形も少なくなることが知られています。
近年、インプラント治療の技術も進歩し、歯科治療では歯の欠損における有効で自然な治療法として確立しています。残っている歯を大切にして将来に多くの歯を残したい方に、インプラント治療をおすすめしています。

治療の流れ

1初診カウンセリング

初診カウンセリングでは、歯の状態や症状、希望する治療内容などをヒアリングします。
また、インプラント治療のメリットやデメリット、費用などについても説明します。
2精密検査

精密検査では、歯型やレントゲン、口腔内写真などの検査を行い、歯の状態や骨の量、骨の質などを詳しく調べます。
3治療計画の作成

精密検査の結果をもとに、インプラントを埋入する場所や本数、形状などを決定します。
4インプラント埋入術

インプラント埋入術は、局所麻酔下で行います。歯茎を切開して、あごの骨にインプラントを埋入します。
インプラントが埋入されたら、歯茎を縫合します。
5インプラント周囲組織の回復

インプラント埋入術から3～6か月程度、インプラントと骨が結合するのを待ちます。
この期間は、仮歯を装着して、歯の機能を回復します。
6アバットメントの装着

インプラントと骨が結合したら、アバットメントを装着します。
アバットメントは、人工歯を固定する土台となるものです。
7人工歯の装着

アバットメントが装着されたら、人工歯を装着します。
人工歯は、セラミックや金属などの材料で作られます。