過酸化水素、あるいは過酸化尿素が薬理活性し、発生した活性酸素が色素を分解して歯牙を漂白する。ホワイトニングとは大変シンプルな化学反応なのです。
その漂白を濃度を濃くして診療所で1~2時間で行うか、濃度を低くして家で長時間セルフでしてもらうかの方法の違いはありますが、(前者をオフィスホワイトニング、後者をホームホワイトニングと言います)基本は一緒です。

歯は白く美しくなるのですが、たまに歯肉への薬剤の刺激や知覚過敏などが副作用の問題として取り上げられています。しかし不快症状があればメーカーはそれに当然対応して改良型の薬剤を開発します。ですので最新型の薬剤になればなるほど短期間で副作用の少ないものになっています。
今このホワイトニングの開発で一番進んでいる国はアメリカです。
今ホワイトニングを行っている日本の歯科医師は、アメリカでの薬剤企業データや学会のデータを元に薬剤を取捨選択して使用するという時代になってきています。
ある程度の英語はできないと対応が難しいと思います。
また厚生労働省が現在認可しているのは、アメリカでは既に時代遅れの「ナイトホワイト」のみです。日本で大部分の歯科医院はこの漂白剤を使用していますが、これはもう3世代前の薬になります。それを最新の漂白方法として薦めている歯科医師は、少しプロとしての創意工夫に欠けると私は思います。

私はホワイトニングの知識や技術の面に関しては充分に自信があるのですが、私の医院も「みんなが安心してホワイトニング施術できる環境や資料作り」においては準備不足の面がありますね。

来年の春頃に、専用の外来時間を作る予定です。

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武藏 泰弘
武藏 泰弘
むさし歯科医院 院長