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鼻うがい

これからは歯科の情報提供に加えて、僕が気に入って実践している健康法を随時紹介していきます。

僕は感染予防対策として半年前から「鼻うがい」を始めました。
ほとんど毎日、入浴時にこの鼻うがいをしています。

通常のうがいで洗浄できるのは中咽頭の「青」の部分のみであり、上咽頭である「赤」の部分の洗浄をするためには鼻うがいが必要です。
そして「黄」の部分に付着している舌プラークは舌磨きで除去します。
鼻うがいと通常のうがい、そして舌磨きを併用する事で、外部から付着し体内に侵入しようとしている細菌やウイルスをより確実に除去できます。

この鼻うがいキットに自然塩約3グラムを入れて、浴室に持って入ります。
はっきり言ってこれはお勧めです!
でも塩分の濃度のコントロールに慣れるまでは、鼻粘膜に刺激があるかもしれません。

鼻うがいに関しては、専門家の方の引用の方がいいでしょう。

知り合いではありませんがこの先生の説明が一番わかりやすかったです。
少し、いやかなり面白い先生です(笑)
説明が大変面白くて秀逸なので、一部引用させてもらいました。
なぜ鼻うがいが風邪予防に有効なのか?についてわかりやすく解説してくれてます。
そして実際にお風呂場で実践してもらってますよ。是非ご覧くださいませ。


(先生の動画にリンクします)

(一部引用ここから)
そもそも「風邪」って何か知ってますか?
え〜、鼻水とかくしゃみとか咳とか熱とか出るやつでしょ?と思った方、正解です!
医学的には、風邪を「風邪症候群」と言います。
「症候群」というのは小難しい言葉ですが、単に症状の群れ、症状の集まりのことです。
風邪の場合、くしゃみ、咳、鼻水、発熱などの集まりということです。
病原体とか関係ないんですね。何ウイルスだろうと、風邪は風邪なんです。

別名を「急性上気道炎」と言います。
急性というのは、急になるということです。
「いきなり風邪ひいちゃったよ!」という人、風邪は急性だから「いきなり」引くのです。
こじらせて長々咳などが続くと、慢性になります。そうならないことが大切ですね。
上気道というのは、ノドから上の空気が通る道、つまり、鼻と(口と)とノド(咽頭と喉頭)のことです。
急に鼻とかノドとかで炎症が起こるのが風邪、ということです。

なんで炎症が起こるの?そこが汚れているからです。
なんで汚れているのか?細菌か、ウイルスか、花粉か、色々あります。

気道は私たちが呼吸するたびに空気が出入りするので、汚れやすいんですね。
特にのどは、前から来た空気が折れ曲がるところで、ちょうど汚れがつきやすいんです。
薪ストーブの煙突でも、折れ曲がったところが詰まりやすいんです。

身体はその汚れやすいノドにたくさんの免疫細胞を配置して、バイキンやウイルスを通さないように関所にしています。
免疫系がしっかり働いてくれれば、ウイルスやバイキンをやっつけて分解して、次に来たらもっと楽にやっつけられるように学習してくれます。
ところが、ノドが汚れっぱなしだと、免疫細胞がうまく働けません。
汚いまな板の上ではおいしい料理はできないようなものですね。

汚れたノドでは風邪をひきやすく、汚れたままでは風邪が治りにくいのです。

すすった鼻水などがずっとへばりついているノドは炎症を起こしてひどく痛みます。
それがさらに下に落ちていけば、喉頭炎(咳、声が枯れる)、気管支炎(咳、呼吸苦)、肺炎(呼吸苦、命の危険)になる恐れがあります。

だから、ノドをきれいにすることが大切です。

ノドをきれいにする方法は何でしょう。
うがい ?
正解!うがいはとても有効です。
でもなんか聞いたことありません?
うがいしてもウイルスを殺さないから意味ないよ、とか。
医療関係者でも勘違いしている人が多いのですが、

うがいはウイルスやバイ菌を殺すためにするのではありません。
きれいに洗い流して、免疫細胞が働きやすくなるためにするのです。

(一部引用ここまで)

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