今まで何度かマウスピース矯正に関しての記事を書いてます。
全体的に骨格まで勘案した理想的な咬合と歯並びを手に入れるためには
どうしてもセファロ分析や診断用模型などでの状態の把握が必要ですので
当院では矯正専門医（ ここ何年かは全て大植先生に依頼 ）に全面的に治療を依頼してました。
セファロ分析とは下のように頭部を側方からレントゲン写真を撮影し
各部測定点の角度などを測定して歯並びの異常を測定するものです。
ですが「 前歯限定で臼歯を動かさない 」
いわゆる小矯正治療であれば
このような詳細なセファロ分析が必須ではない症例もあります。
当院は矯正治療については矯正専門医に紹介するのが基本スタンスですが
小矯正に関してはマウスピースを使った矯正を順次導入していきます。
メジャーなマウスピース矯正であるインビザラインの導入も検討いたしましたが
歯牙の歯面に樹脂の突起を付与する必要がある事
（ 折角ブラケットを使用しない矯正法なのに、削合だけで本当に以前の綺麗な歯面に戻せる？ ）
治療開始から完成までの全てのマウスピースが一気に送られてくる事
（ 予定通り治療が進まない場合に適切なフォローがあるの？ ）
その辺りを勘案して
最初のステップから「ソフト」「ミディアム」「ハード」の３種類のマウスピースを用意してくれる
１ステップ毎に印象採得を行い、その都度次のステップに応じたマウスピースを用意してくれる
この辺りのきめ細かな対応が気に入りましたので
当院では「 アソアライナー 」というマウスピース矯正を選択しました。
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何かネクストビジョンも口腔内スキャナーもこのアソアライナーも
導入の準備を進めておりますって未来形の記事ばっかですが（汗）
