神戸市灘区、阪神岩屋駅前:虫歯をはじめ、歯とお口の病気予防に強い歯医者さん

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無症状でも抜歯してインプラント入れましょう(><)

他院で表題のような説明を受け

「 本当に抜歯してインプラントをしなければいけないのでしょうか? 」

と、セカンドオピニオンを聞きたいと来院する患者さんが
今年に入ってなぜか少し増えてきました。

患者さんの口の中に歯が欠損している部位があり
通常なら取り外しの義歯、あるいは前後の歯牙を切削してブリッジしか治療法がない場合
周囲の歯牙を切削しなくて作成できるインプラントを勧めるのはわかります。
(インプラントはオペを伴いますので、当院では上の写真のようなノンクラスプ義歯を勧めるケースの方が多いです)

あるいは、治療しても保存が不可能そうな歯牙があった場合
「 咀嚼機能を回復させるために 」
治療法の選択手段の一つしてインプラントを勧めるのもわかります。

ただ今回何人かの症例では

「 無症状で別に不自由なく嚙めてるけど、レントゲン所見では虫歯らしきもの、あるいは根尖病巣が認められる 」

こういう状態の患者さんに前医がインプラントを勧めており
レントゲンを撮ってみたときに

「 ・・どこにインプラントが必要って言われたの??? 」

と、逆に患者さんに聞き返してしまうことがありました。

 

ドクターにより治療法は様々ですし、インプラントの素晴らしさも重々承知しています。
自分で施術したインプラントが長持ちしている患者さんを定期健診で診るたびに
インプラントをして良かったなと心から思ったりします。

ですが無症状で問題なく生活が送れてる患者さんに
いきなりインプラントを勧めるのは流石にオーバートリートメントではないかと。
まずは今ある患者さんの歯を何とか抜かずに残せないかと頑張る事が第一選択でしょう。

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