自分の母校というか、息子たちの学校の話が続きますがご容赦を
岡山大学歯学部にはODAPUSという
希望者を対象とした海外留学制度があります。
約二か月の短期留学に行き、そこで所定の単位を取得すれば
国内での取得単位に充当してくれるという
とても素晴らしい制度です。
うちの長男がその制度を使って
今現在ベトナムのハイフォンという所に留学中です。
ハイフォンは首都ハノイから車で1時間ほど東にある港湾都市で
ベトナムではハノイ、ホーチミンに次ぐ第三の都市らしいです。
歯学部というところはですね
大学病院という一つの建物の中で6年間の講義と実習が行われます。
歯学部とは歯科医師養成機関ですからそれは当たり前なのですが
学生時代の6年間は一つの建物の中で学び
卒後は大学病院あるいは歯科医院の中で勤務して
開業したらその歯科医院で地域の歯科医療にひたすら貢献
歯科医師は一つの狭い建物の中で人生の大部分を過ごす人生を送ります。
それは勿論、自ら選んだ人生ですからそれでいいのですが
いざ還暦を目前に控えて自分の人生を振り返ってみると
短期留学であれ何であれ、海外で生活する機会が一度も無かったなー
人生の視野が狭くなってるかも?という思いが強かったものですから
このODAPUSは「絶対に貴重な体験になるから行って来い!」と息子に勧めました。
ちなみに僕の在校時にはなかった制度です。
本当に羨ましい。
まあ、もしODAPUSがあったとしても、在校時の僕の成績で
海外留学に行けたのかどうかは甚だ疑問ではありますが(><)
うちの息子ですが、華麗な海外留学生活を満喫してるのかと思いきや
滞在する寮の部屋に入ってみたらゴキブリが何匹も先に住んでたとか
2人部屋なのにベッドが1つしかなくて、今でも友達と背中合わせで1つのベッドで寝てるとか
食当たりか何かで全身に蕁麻疹ができて病院に行ったとか
東南アジアの海外生活あるあるを地で行ってくれてるようです(^^)
そして留学先の大学病院の診療室は
なぜかドクター含めてスタッフ全員裸足なんだとか?!
そして英語がわからないと何もできないので、英語猛特訓の毎日だとか。
また帰国してから詳細は聞きますが、色々得難い体験をしているようです。
追記:裸足で診療をしていたのは個人開業医でした。
大学病院は流石に全員靴を履いてるそうです(当たり前か)。