皆様ご無沙汰です。
新型コロナに世界中が振り回された一年になりそうですが
このコロナ騒動の中、歯科の健康保険分野では
とても画期的な改革がありましたのでご紹介します。
表題にもありますように、今年の9月1日から
ハイブリッドセラミック冠が、前歯にも保険適用となりました。
( 追記:実際の症例はこのような感じになります。追加でこちらも)
適用にいくつかの諸条件はあるのですが
以前だったら少なくとも数万円の費用負担が必要だったハイブリッドセラミック冠が
3割負担の方なら6千円前後(もし1割負担なら2千円程度)の負担金で
作れるようになりました。
・・・新型コロナのせいなのでしょうか?
以前から期待されていたCADCAM冠の前歯への保険導入ですが
予想より遥かに早く実現の運びとなりました。
個人的な予想としては、導入は少なくとも
数年先だと思ってただけに大変嬉しい話なのです。
勿論これは日本全国の歯科医院でも適用されますので
皆様、是非ともかかりつけの歯科医院でお問い合わせしてみてください。
当院ではこの前歯CADCAM冠を導入して約二か月になりますが
もうとにかく綺麗!
金属を全く使わないので、透明感が従来の前装冠と全く違います。
こんな素晴らしい材料がついに保険導入された事に感無量!
もう単独冠なら、いわゆる自費診療の
メタルボンドやセラミック冠は不要ではと思えるほどです。
模型上の写真を撮りましたので
皆様どうぞご覧ください。