僕は真冬の極寒の時期を除いて「草履」を休日の屋外でいつも履いてます。
そして室内では一年中裸足です。
靴下を履いているのは通勤と仕事の時で、オフの日は殆ど裸足に草履です。
このミサトっ子の草履を履きだして約20年になります。奈良県三郷町で作成されているからこの名前になったそうです。とにかく草履を履くと足の親指と人差し指で鼻緒を掴んで歩くようになります。特にミサトっ子の草履は鼻緒がなぜか草履の中心に位置してて、この独特の感覚が気に入ってます。畳調のイグサの足触りも気持ち良くて。
皆さんは足の指で物を(例えばタオルとか)掴んだりすることはできますか?
僕はこの草履を休日に履くことに加えて、親指の第一関節を曲げて握りこぶしをつくるストレッチを毎朝しています。
足の指を曲げるだけで腰痛が治るという話があります。
また、大地を足の指で掴むように立つことを意識して歩いたり走ったりすることができる人は、肉離れを起こしにくく、さらに足の親指の第一関節を曲げて、足の握りこぶしを作ることのできる人は、膝を故障しにくいという話もあります。
学問的裏付けの有無や真偽のほどはともかく、草履を履いたり、タオルを足指で掴んだり、関節を曲げて足の握り拳を作るなど、足の指の関節を曲げたり使うようにする事のメリットはあるのではと感じてます。少なくともデメリットは無さそうですよ。逆に足の指を曲げると腰痛を起こしたり膝関節に負担がかかる、という話は聞きませんから。
皆さんも裸足と草履と足指の第一関節ストレッチを始めてみませんか?
これを習慣にする事によって、もしかしたら膝の不調や腰痛が軽減するかもしれません。
勿論冷え性の方には裸足よりも靴下を履いて体が冷えないようにする事の方が大事ですが、これから暖かくなる季節です、少しでも試してみてはどうでしょうか?
僕はかつて股関節のストレッチを習慣化する事によって、結果的には重度の肩凝りを治した経験があります(これにつきましてはまた後述します)ので、主訴とは違う部位を刺激する事によって主訴を治す、という事は日常的にあると感じています。そして幸運な事に僕は今の所、年齢は50台後半ですが膝の不調や重度の腰痛や椎間板ヘルニアなどの病気は経験していません。しばしば肩や背中や腰の張りを感じるくらいです。もしかしたら股関節のストレッチに加えて、この裸足と草履と足指関節のストレッチを習慣にしているからかも、と感じています。
腰痛そして膝関節に不調を抱えている方に是非とも試してみてほしいです。
そして本当はですね
通勤の時も履きたいし、診療中もこのミサトっ子草履を履いて仕事をしたいのです!
裸足で診療したい・・・さすがに変人扱いされそうなんで止めてます(笑)