神戸市の新型コロナウイルス対策、少しづつですが進んでいます。
シスメックスの施設使用にウォークスルー方式のPCR検査などを検討しているとの事。
今回はこのまま収束したとしても、100年前のスペイン風邪のように
年末にかけて変異したコロナウイルスの第2波が来る可能性があります。
それまでに官民が一体となっての万全の態勢作りをお願いしたいです。
茨城の開業医の方の新型コロナウイルスについての記事を紹介します。
とても秀逸な文章です。皆様是非ご一読ください。
後半の提言の部分を一部引用させてもらいます。
(引用ここから)
この先続く第2波、第3波に備え、これらの問題点を検証し改善する必要があります。
まずは、医療機関からの検査は、保健所経由でない体制を作ることです。
さらに
・自宅療養アプリを導入し、かかりつけ医が負担なく経過観察できるようにすること。
(すでにこれに近いものを作っている会社もあります。行政はもっと民間力を活用をお願いします)
・自宅療養を指示した人に自宅療養セット(食べ物・体温計・感染対策グッズ等)が届くようにすること。
・ほぼ全ての医療機関が経営上の危機に直面していることに対する対策を早急に取ること。
もう一つ、大事なことがあります。
この冬に備えて、国は十分な数のインフルエンザの予防接種を準備しているのでしょうか。
毎年秋に繰り広げられる予防接種の争奪戦が今年は激しくなることが予想されます。
インフルエンザと新型コロナの流行が重なった場合
国民ができる最大の準備はインフルエンザの予防接種をしておくことです。
(中略)
最後に国はもっと正確なデータの収集に力を入れ、情報を公開してください。
現場の医療者にとってコロナの患者の臨床症状を知ることは
診断をつける上で必須の情報です。
また、地域のどこの医療機関にどれだけのベッドがあり、何床空いているのか
検査はどこでどのようにやっているのか、そんな当たり前の医療情報でさえ
私たちはアクセスすることが出来ないのです。
情報の正確性と透明性は、患者さんの命に直結します。
その大切さをこの国の管理者の方々はもっと認識すべきです。
(引用ここまで)
言われているように新型コロナ対策として自宅療養アプリは必須ですね。
自宅療養セットの整備も急務だと思います。
準備すべきことは山ほどあるのですね。