山之内矯正歯科医院で自院の患者さんを診断してもらう場合、必ず後日送ってもらうのがセファロ分析です。頭部X線写真をトレースして計測点と計測平面を設定していき、これらの設定した各平面や軸が基準平面となす角を計測して平均値と比較する分析です。 歯並びが良くないのは上顎が出ているからなのか、それとも下顎が引っ込んでいるからなのか、それとも顎骨の状態は正常で歯の並びだけが異常なのか?例えば そのような分析診断を行なう上で一番重要な資料です。
以前は計測点を見つける作業に大幅な時間を費やしましたが、時代は変わるもので今はコンピューターが自動で計測してくれます。便利な世の中になりましたね。
通常の矯正の診断は口腔内写真や歯型模型も必要なのですが、今現在の咬合状態の把握が目的なのでセファロ分析だけしてもらいます。
通常全ての診断資料を作成するのには3~5万程度の料金がかかるらしいのですが、セファロ分析だけなので超格安で料金設定してもらってます。
(詳しくはご相談下さい。)

セファロ分析資料の一部を紹介します。

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(あれ、うまくリンクできません。ここは暫くお待ち下さい)
この分析がないと、患者さんの顔を色々な角度から眺めて「ちょっと下顎が出ているかなあ・・」といったアナログ的な診査しかできませんし、我々自身も「下顎が出ているのか、それとも上顎が引っ込んでいるのか」という診断に迷う事があります。

私の仕事は、歯並びを悪くする要因(過度の指しゃぶり、各種小帯の位置異常、口呼吸)などを改善し、不正咬合を少しでも少なくする事。そしてある程 度の矯正処置が避けられないのなら、できるだけ負担の少ない(時間的にも経済的にも)矯正治療を患者さんや家族と一緒に考える事です。
大袈裟な言い方かもしれませんが、矯正治療はその人の一生を左右するほどの大きな治療です。(実際に矯正治療を経験した私はそう思っています。)何人もの専門家に診断してもらい、何度も検討して決めるべき治療です。
結局治療せずに経過を見る人も一杯います。でも色々検討した結論なら後で「あの時に治療しておけばよかった・・」という悔いを残す事にはならないと思うのです。

投稿者プロフィール

武藏 泰弘
武藏 泰弘
むさし歯科医院 院長